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引越しに役立つコラム

海外転勤・海外移住の引越しマニュアル

海外赴任や移住が決まったら、まず考えるべきは荷物の国際輸送や各種手続き、新居の確保です。ここでは、海外発送の基本的な流れから現地での生活準備まで、スムーズに進めるためのポイントをまとめます。

海外転勤・海外移住の引越しマニュアル
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1. 海外引越しの基本:国内引越しとの違い

海外への引越しは、国内の引越しよりも輸送期間通関手続きなど、時間と手間がかかります。まずは全体の流れを把握して、計画的に進めましょう。

  • 引越し業者の選定:国際輸送に実績のある会社を複数比較
  • 荷物の梱包・ピックアップ:業者が自宅まで荷物を取りに来てくれる
  • 輸送方法:船便・航空便・混載便などから選択(費用や納期を考慮)
  • 通関手続き:現地での受け取り時に必要書類を準備
  • 新居での配送・開梱:現地業者が最終的に届けてくれる場合も

特に船便は到着まで数週間〜数か月かかることもあるため、早めのスケジュール調整が重要です。

2. 渡航前の準備チェックリスト

国際輸送は費用が高く、時間もかかるため、持っていく荷物を厳選 することが欠かせません。

  1. 現地調達できるもの は持っていかない。家具や家電は現地で購入したほうが安い場合もある。
  2. シーズンを考慮:気候が異なる地域では、不要な衣類は日本に残す
  3. 処分や預け先を確保:不要な荷物は売却・処分し、大型家具などは一時的に実家やトランクルームへ預ける

また、スーツケースや手荷物に入る範囲で、貴重品・必需品 を手元に残すのが一般的です。

3. 荷物の輸送方法と選び方

海外転勤・移住の場合、ビザ 就労許可 の取得が必須です。また、パスポートの有効期限 も要チェックです。

  • 就労ビザ、学生ビザ、配偶者ビザなど、目的に合わせた申請書類を確認する
  • パスポート は残存有効期間が6か月以上必要な国が多い
  • 健康診断書 や予防接種証明など、求められる書類がある場合もある

4. 国別の注意点と規制

新居の確保やライフラインの手続きに加え、海外ならではの準備事項にも注意が必要です。

  1. 銀行口座:現地通貨での支払い用に、新規口座開設を検討する
  2. 携帯・通信:SIMカードや現地の通信プランを事前に調査する
  3. 医療・保険:海外保険や、現地の医療機関、クリニックの情報を確認する
  4. 学校・教育施設:子どもがいる場合は現地校やインターナショナルスクールの情報収集が必要

可能なら現地の下見や、現地在住者から情報を収集するなど、事前リサーチ を行いましょう。

5. まとめ:計画的な準備で海外生活をスムーズに

転勤の場合、一時的な滞在となることもあるため、帰国時の荷物や住まいについても事前に考慮することが大切です。

  • 国内の住民票はどうするか(住民票を抜く or そのまま
  • 不要品の売却・保管方法を、日本側で確立する
  • 日本の口座やクレジットカードの維持・管理方法を整理する

帰国時の荷物や、再転入手続きも前もってリスト化しておくと安心です。