見積もり以外でかかる「隠れコスト」徹底解説
引越し見積もりに含まれない追加費用や、新生活で発生する諸経費について詳しく解説。予想外の出費を防ぐためのポイントをご紹介します。

1. エアコンの取り外し・処分費
引越し時にエアコンを新居に持っていく場合、取り外しと取り付けの費用が発生します。 また、新居の構造によっては配管延長や壁貫通工事が必要になり、追加料金がかかるケースもあります。
- エアコン1台につき取り外し費用は3,000〜5,000円程度が相場
- 新居での取り付け費用も1台あたり1万円前後かかることが多い
- 古いエアコンを処分する場合は、家電リサイクル法により別途費用が必要
引越し会社に依頼するか、電気工事業者に直接頼むかで料金が変わるので、相見積もりを取るのがおすすめです。
2. 粗大ゴミの処分手数料
使わなくなった家具や家電を引越し前に処分する場合、自治体の粗大ゴミ回収を利用することが多いでしょう。 しかし、粗大ゴミの処分手数料は自治体によって異なり、数百円〜数千円程度の幅があります。
- 回収シールを購入し、指定の場所や日時にゴミを出す必要がある
- 大型家具は解体するか、業者に引き取りを依頼するか事前に確認
- 一度に複数出す場合は、手続きやシール代が煩雑になりやすい
早めに手続きをすることで、回収予約が埋まっていて引越しに間に合わないという事態を防げます。
3. 引越し業者のオプションサービス料金
引越し業者のオプションサービス料金は、通常の引越し料金に加えて請求される場合があります。 これらの料金は業者によって異なり、数百円〜数万円程度の幅があります。
オプションサービスの内容は業者によって異なるため、サービスの必要性を検討してみると出費を抑えられるかもしれません。
4. 新居での初期費用
新居への入居時には、敷金・礼金や仲介手数料などの初期費用が必要です。物件や地域によって金額は大きく異なるため、賃貸契約の段階でしっかり把握しておきましょう。
- 敷金は退去時に一部返金される場合があるが、原状回復費用に充てられることも
- 礼金は返金されないケースがほとんど
- 仲介手数料は家賃1ヶ月分程度が目安
物件によっては敷金・礼金ゼロプランもあるため、比較検討してみると出費を抑えられるかもしれません。
5. まとめ:隠れコストを把握して予算オーバーを防ごう
引越しの見積もり以外にも、意外な隠れコストがたくさんあります。 エアコンの取り外し・処分費や粗大ゴミの回収手数料などは、早めの準備と複数社の比較で抑えられる場合が多いです。
また、新居での初期費用や開通工事費用なども合わせて考慮し、引越し全体の予算をしっかり把握しておきましょう。 事前にリストアップしておくだけで、大幅な予算オーバーを防ぎ、 スムーズな引越しを実現できます。