エアコンの移設・新規購入で失敗しないためのポイント
引越し時にエアコンを移設すべきか、新規購入すべきか迷う方へ。工事費用や処分方法、機種選びのコツなど、重要なポイントをまとめました。

1. エアコンの移設か? 新規購入か?
引越しのタイミングで「今使っているエアコンを移設するか、それとも新しく買い替えるか」で悩む方も多いはず。 エアコン移設には工事代がかかりますし、新規購入となると大きな出費になります。
まずはエアコンの製造年数や使用状況を確認しましょう。購入して5年未満なら、移設して使い続けても 十分コスパが良いと考えられます。一方、10年以上使っている場合は新機種への買い替えを検討するのも手です。
2. エアコン移設のメリット・デメリット
今のエアコンをそのまま持っていく場合、メリット・デメリットを理解しておきましょう。
【メリット】
- 新規購入の初期費用がかからない
- 使い慣れた機種・リモコン操作で安心
- エコ機能など最近のモデルなら省エネ効果が期待できる
【デメリット】
- 移設工事費が発生する
- 古い機種の場合、部品の寿命や修理リスクが高まる
- 引越し先の部屋のサイズに合わない可能性(冷暖房効率が落ちる)
3. 新規購入時に押さえておきたいポイント
新居に合わせてエアコンの新規購入を考える場合、以下のポイントに注目しましょう。
- 部屋の広さに合った能力(畳数表記を必ず確認)
- 省エネ性能(APF・COPなどの数値をチェック)
- 取り付け可能なスペースが新居にあるか(ベランダや配管穴の位置)
- 予算内で収まる製品か(工事費込みの見積もりを忘れずに)
最近はスマート家電機能を備えたエアコンも増えています。Wi-Fi経由で外出先から操作できるなど、 ライフスタイルに合ったモデルを選ぶと快適さがアップします。
4. 取付工事の注意点と見積もりの取り方
エアコン移設・新規購入のいずれにせよ、取付工事は避けて通れません。工事内容で費用に大きな差が出る場合もあるので、複数の業者から相見積もりを取るのが基本です。
- 配管の長さや延長工事:設置場所によっては追加費用が発生
- 配管カバーや化粧カバー:外観をキレイにしたいなら別途料金
- 壁や窓の穴あけ工事:既存の穴が使えない場合は工事費に上乗せ
作業内容が同じでも、業者ごとに数千円~数万円の差が生じることがあります。 ネットの一括見積もりサービスなどを活用して、相場を把握しましょう。
5. 古いエアコンの処分・リサイクル方法
もし今使っているエアコンを処分する場合は、家電リサイクル法に基づいて適切に廃棄する必要があります。
- 家電量販店に依頼:新規購入と同時に回収してもらうと手続きがスムーズ
- 自治体のリサイクルセンター:指定場所へ自分で搬入し、リサイクル料金を支払う
- 不用品回収業者:手軽だが費用が割高になるケースあり
リサイクル料金は機種やメーカーによって多少変動しますが、 目安として2,000〜3,000円程度+収集運搬料がかかります。
6. まとめ:ライフスタイルと予算に合った選択を
引越し時のエアコンについては、移設か新規購入かで迷う場面が多いもの。製造年数・使用状況・部屋の広さ・予算などを総合的に考慮して、 自分に合った判断をしましょう。
- 5年未満程度の比較的新しいエアコンなら移設がお得
- 10年以上使っているなら新しい省エネ機種も検討
- 取付工事は相見積もりを取って費用比較をしっかり行う
- 古いエアコンの処分は家電リサイクル法のルールに沿って
ライフスタイルにマッチしたエアコンを導入し、引越し後の快適な生活をスタートさせましょう!